とある女の日常のあれこれ

アニメ、映画、アイドル、お役立ち、日々の出来事、いわゆる雑記ブログです。

「キラキラネーム」はもはや侮辱するための単語。「珍奇ネーム」という方がマシかな。

 

目次

 

 

ワタナベマホトの漢字がきっかけで色々考えた

 昨日Twitterを見ていたらワタナベマホトが逮捕されたというニュースが目に入り、ツイートを見てみると、名前の漢字についての書き込みが多く目につきました。

 

YouTubeにて「ワタナベマホト」という名前で活動していたのですが、逮捕されたことにより、漢字が表に出てしまった。

これが「渡辺摩萌峡」と書くらしく、これに対して

〝キラキラネームをつける、つけられるような人は頭が悪い=犯罪を犯す〟

というようなことを言っている人がちらほらといました。

 

私は別にこの漢字を見てもキラキラネームだとは思わなかったし、そもそも本人は「ワタナベマホト」っていう誰もが読めるカタカナで公に活動していたのだから、わざわざ名前の漢字の方にケチをつける必要がないのでは?と思いました。

 

「萌」という字をアニメ的な意味のみで捉えている人も多そうです。

 

 

当て字は別によくないか?

〝どこからどこまでを「キラキラネーム」と呼ぶのかは、その人の主観にもよってくる〟Wikipediaには書かれてあり、どこまでがキラキラでどこまでがキラキラじゃないのかということを判断するのは難しいですが、読めない漢字を充てたくらいでどうのこうの言うのは少し心が狭いのではないかと思っています(頭はいいのかもしれませんが)。覚えればいいじゃないと。

 

私の過去の経験でも、名前の漢字が読めないといった人(現代風なものから古風なものまで)には出会いましたが、別に学校とかでも困っているような雰囲気はなかったし、個人的なやりとりの中でも和気あいあいと名前についての会話をしていたことを覚えています。捉え方の問題なのではないでしょうか。

 

あまり効率ばかりを気にする世の中ってそれはそれでどうなのでしょう。

 

読めないという問題に関してはフリガナをふればいいし、それ自体が会話のネタになったりもするので、そんなに忌み嫌うようなことではないのでは?と思います。

 人口も激減していて子供の数が多いというわけでもないし。

密度の高いクラスで8割とかキラキラネームだったら確かに発狂するかもなとは思いますが。笑

 

 

 

 キラキラネームというレッテルを貼って侮辱することについて

私は自分がキラキラネームではないのですが、昔からこの「変わった名前の人」のことを「キラキラネーム」とか言って、咎めたり侮辱したりする光景(ネットの中やテレビなどでも)を見るととても不快になっていました。

 

「キラキラネームをつけられた本人を咎めているわけではなくて、親に問題があるんだ」といっている人をみかけたのですが、そこは「人の親を咎めたり侮辱するのもだめだろう」と思う。

 

確かにこの「キラキラネームをつけるような人は頭が悪く、子供にもそれが遺伝している」という説については言っていることがわかります。

ポケモンの名前とか、悪魔とかいった類の名前はさすがに私も引きますが、でも読めない漢字を名前に使うとか全然ありです‼

というか、そういった文化は逆に風化しないでほしい‼

 

 

とても曖昧でややこしい日本語というのは必ずしも悪い事ばかりではない

この「わかりそうでわからない。でもわかる。」といった日本語の感覚と言うのは、人の名前においても今後ずっと保っていってほしい。

 

最近SNSなどネットの書き込みとか、それこそAmazonのやらせレビューとか(いわゆる工作員ですよね)でよく〝日本語なんだけど何か変〟といった文章や、日本人にいそうな平凡な名前(フルネーム)を利用して、なりすましているのとかを見ることが多くなったので、余計に格式ばった日本語になっていくことに対しては私は反対をします。

曖昧な部分や、ややこしい部分があるこそ、日本語は日本語なのであり、その(時代によっても変わる)曖昧な部分を汲み取る力があることによって守れるものがあるのではないでしょうか。

 

 

現代に限らず、昭和以前にも当時の人でも読めないような漢字を名前につける人は多かったと思うのですが、それは今後も続いてほしいと私は思う。

子供に珍しい名前がつけられる現象は鎌倉時代(またはそれ以前)から存在し、名前にかかわる常識、トレンドも時代とともに変化してきた。

キラキラネーム - Wikipedia

 

 

 

自分の名前が原因で被害を被った人と、キラキラネームだと揶揄され傷ついた人が行うべき対処法

しかし、実際には名前が変わっていることによってイジメなど不幸な目に遭った人もいると思います。その場合は

もし自分の名前によって不利益を被るようなことがあるのであれば、家庭裁判所の許可を受け、名前の変更届を提出することによって、改名をすることができる。

とのことで、嫌なのであればパパっと変えてしまった方がいい。

15歳以上だと親の同意がなくても本人の意思で可能だそうです。

 

次に

人の名前を「DQNネーム」と呼んで侮辱、誹謗する行為がなされた場合、発信情報者の開示や民法上の不法行為や刑法上の侮辱罪や名誉棄損罪などが問われる。

これは「DQNネーム」に関わらず「キラキラネーム」という言葉に対しても当てはまるのではないでしょうか。すでに判例があるそうです。

Wikipediaより

 

 

 

「キラキラネーム」に替わる言葉→「珍奇ネーム」

「キラキラネーム」という単語を見聞きするたびに昔からなんとなくいや~な気分になり、この単語自体にうんざりしていたのですが、Wikipediaを読んでいてしっくりときた部分を発見。

一部の命名研究科はDQNネーム、キラキラネームともに中立的な立場に立った名称ではないとして「珍奇ネーム」という用語を用いている。

 

「これだ!」と思いました。

まぁ、「珍奇ネーム」もそれはそれでどうなの?と思う人もいるかもしれませんが、〝揶揄、侮辱の文脈で用いられがち〟で、既にそういった意味を含んでしまった「キラキラネーム」を今後も使っていくよりは、はるかにマシなのではないでしょうか。

 

個人的に「珍奇ネーム」って単語はなんか好きです。

 

 

最後に

今回は犯罪者だからということで、名前をからかっている人もいると思いますが、人の名前それ自体にケチをつけて、それを正当化するようなことはあってはいけないと思います。

 

そもそも他人の名前に「キラキラネーム」というレッテルを貼って、何か偉そうなことを言っている人って、その人もその人で何か『頭が悪い以外の問題』があるのでは?と思ってしまいます。

 

問題のYouTuberの犯罪に関してはク〇野郎なことに間違いはないですが。

 

YouTubeで自分好みの動画しか出てこなくなるようにする方法。これで気持ち悪い動画は出てこない!


YouTubeを見ていると、自分好みではない動画が表示さることがあります。たまにならいいのですが、そのままにしておくと、好みではない動画が次々に増え、たくさん表示されてしまう結果となります。

 

実はこれには対策があるので、その方法を書いていきます。

 



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 ホーム画面や関連動画に、「こんなものすすめないでくれ」といった動画が出てきたとします。

その動画の右下に、縦三つに並んだ・があるので、これをクリックします。

 

 

 


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このような ポップアップが表示されます。

 

 

 

 

 


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表示されたポップアップの「興味なし」を選択すると、動画が削除され画面から消えてくれます。

 

これをやるだけで、YouTubeアルゴリズムが「この人はこのような動画を求めていないんだな」ということを理解してくれるので、その後この系統の動画というものが表示されにくくなってきます。

 

 

 


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「理由を教えて下さい」をタップすると、このようなポップアップが出てくるので、好みではなかった場合、「好みではない」を選択すると、更に強く印象付けることができる思います。

 

 

 



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その動画だけではなくて「チャンネル全体が受けつけない」という場合には、「チャンネルをおすすめに表示しない」をタップすると、このように表示され、以後検索しない限りはチャンネルが勝手に表示されるということはなくなってくるでしょう。

 

 

 

これは、一回や二回やっただけでは「自分好みのものだけが表示される」といったことにはなってくれません。

何回も何回も根気よくやらなければなりません。

 

庭の掃除をこまめにやらないと、草がボーボーに生えて汚くなってしまう事と似ています。放っておくとどんどん増えていくのです。

 

 

YouTubeはたまに自分の好みの物じゃなくても、今流行の動画とか、炎上系動画とか、全然関係のない動画を表示してくることがあるので、「ん?」と違和感を感じたら消してしまいましょう。もちろん全部が全部ではないので「おすすめしてくれてありがとう!」という動画もあるのですが、そうではないことも多い。

 

特に炎上系YouTuberとか、若者に人気のYouTuberなどは再生回数がえげつないので、興味のない人にも回ってきやすいんじゃないかと思います。

 

 

 

 

余談

 

私なんかは娯楽はアニメとか音楽関連のみ、その他はニュース、キャンプ、野営、災害、野生の動物、山小屋暮らし、田舎暮らし、とか生活のノウハウ系をよく見るので、今ではこういった関連以外のものは滅多に出てこなくなりました。

 

実践的な役に立つ動画というのはいっぱいあるのですが、そういう動画って登録者数や視聴回数も少ないので、結構埋もれていたりするんですよね。

 

 

一時期ペット動画がかなりしつこく出てきて困ったことがあります。

私はペット(犬)を一匹買っているので他の可愛いペットとかに興味がなくて、出てくるたびに逐一消していたのですが、本当に厄介でした。

動画開いてもいないし、削除もしているのに、何回も何回も色んな種類やパターンで出てくるという・・。

しかしこれも、根気よくやっていれば出てこなくなってきます。

まぁそのうち忘れたころにまたくるでしょうけど・・。

 

 

 

と、こんな感じで削除を繰り返していけば、そのうちに自分好みの動画しか出なくなってきて、自分にピッタリの動画が表示されるようになってきます。

 

国会で女性議員が話している時にニヤニヤとしながら鼻で笑うクセをおっさん達はやめた方がいいんじゃないか

 

 

先ほど小腹が空いたのでカップラーメンを食べていたのですが、その間テレビを見ようと思ってテレビをつけたら、国会の再放送が流れていました。

食べている間だけ見ていたのですが、ちょうど女性議員が質疑しているところで、よくみかける男勝りな感じの女性議員ではなく、一般市民に寄り添ったタイプの女性でした。

その人が話している間におっさん(男性議員)達がニヤニヤと鼻で笑うかのような場面が何度か見受けられました。

 

 

コロナ禍の給付金についてや、若者の貧困など、とても真っ当なことを言っているようにみえたのですが、何を思ってニヤニヤしていたのかは全然わかりません。

私には「何をバカなことを」と言っているような感じに見えた。

 

 

仮にバカなことを言っていたのだとしても、全然笑うような事ではないし、そういった意図がなかったのだとしても相手に失礼だし、自分たちの印象も悪くするし、見ている方も気分が悪いしで誰も得する人はいません。

 

 

女性議員とは書きましたが、別に女性議員に限ったことではなく、国会で鼻で笑うようなシーンと言うのはよく見かけます。

たまにしか見ませんが、そのたまに見たときに小ばかにしたような感じで笑うところを見て気分が悪くなることが多いのはたまたまなのだろうか?

 

クセのようなものなのでしょうか。

「おっさん」ってあまり使わないようにしてるんですけど、今回は敢えて「おっさん」と書きました。

 

 

小腹が空いてラーメン食べてテレビ見たら小腹が立ったという話でした。

 

自分で食べるものを自分で作れる人が強いなと思った話とお金から解放されたい話

 

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日々〝どうやったら自由になれるのか〟といった事を考えています。

最近特にすごく不自由だなと思う事が増えました。

自分の頭だけで考えても答えは出ないので、本とかも読んでいるのですが、一つの答えに辿り着きました。

 

〝食料を自給できるって強いな〟と。

 

 

その前に、本当の本当に自由になるには野生人になるしかないなとか考えていました笑

 

しかしそんなことは現実的に考えて無理です。

食べるものに困る。

家も自分で作れない。

服も自分で作れない。

何も自分で作れない。

病気になったら死ぬしかない。

災害が起こればきっと耐えられない。

 

社会から外れて生きるとなると膨大な知識量が必要になる。

なんかもう正直言うと今の世の中に嫌気がさしている。

 

 

 

不自由だと思う理由は〝お金〟です。

完全にお金に縛られている。

お金持ちになりたくて、積極的に色々と調べていたのですが、実際に調べてみると何かおかしいんだなということに気が付いてしまってからは、お金持ちになりたいなどとは思わなくなりました。

お金を稼ぐのが苦手な人はとても生きづらい世の中だと思います。

しかしお金を稼ぐために努力するというのは、どうも本質からズレているような気がする・・。

 

 

たぶん【通貨発行権】というものを一か所に独占されている限りこの不自由は終わらないのだと思います。

正直言って、ほとんどの人は働きたくもないのに、好きでもない仕事をしているから

奴隷と同じようなものだと思っています。

それでいて、というか、だからこそ生産性が低いとなると、もうどうしようもない。

 

しかも、どの職業にも言えることですが、今の仕事で今後もずっと稼げるのかもわからない。稼げなくなった時に誰か助けてくれるのか?といったら、周りもそんな余裕がないだろうし、なんか今の政府を見ていると私は「死」というものがよぎってしまいます。

 

 

 

土地を買うにしてももちろんお金がいるし、税金もかかる。

存在するだけで税金はかかるので、どれだけ切り詰めて生活をしたとしても、完全にお金から逃げることは無理です。

 

ちなみに今年の確定申告書はなんか色々ややこしすぎて3回くらい死にたくなりました笑

マイナンバーがあればどうとか、郵送ならどうとか、控除がいくら増えるとか減るとか・・。

税理士に頼むほど稼いでもいないし、なんならしなくてもいいんじゃないのくらいのものなので、わからなくても自分でやるしかなかったのですが。

正直こんな記帳を一生続けていかなきゃいけないのかと思うと、それだけで気分が暗くなります。

 

 

話は食べ物に戻りますが、世界の人が全員食べていけるだけの食料はもう既に生産可能なくらい世の中は発展しているのに、ご飯が食べられなくて死んでいく人がいる。

売れないからといって、せっかく作られた食べ物が廃棄されていることはどうも私には理解しがたいのです。

 

一部では金を稼ぐためにアホみたいな量の食べ物を、苦しくて食べたくもないのに食べるという企画の動画が常習化している。

 

色々な〝欲望〟というものをそぎ落とせば、人間食べて、寝て、本当はそれだけで生きていけるはずなのに、無駄な消費をしている人がいる一方で、食べられなくて死んでいく人がいるってどうなのかなと。

 

そして自分も不器用な人間なのでそうなる可能性はなくはない。

 

 

だからといって私が他人を変えられることはない。

制度とかもきっと声の大きい人の意見が通るのだろう。

私は臆病だし声が小さい。

 

 

 

だから、まずは田舎で自分で食べるものを自分で作ってみたいという夢ができました。今は色々あるので、すぐには動けないのですが、まずは食べ物を作るための知識や、自給自足についての知識、土地についての情報などを収集しています。

 

米を完全に自分で作るのは無理だとわかりましたが、イモ類とか、豆類ならいけそうなので、米は本当に必要な時とかたまに買うくらいで、主食をイモ類とかにしても別にいいんじゃないかなとか考えています。芋好きだし。カボチャも好きだし。

煉獄さんもサツマイモご飯が好物だし。

 

白米は毎日食べると体に悪いという話もある。

私は米は好きだけど、別に白米じゃなくても玄米とか雑穀米とかも好きだ。

 

葉もの野菜はすぐに作れるだろうし、醤油とか味噌とか手作りしてみたいなという夢もある。まぁ、色んな妄想をしているわけです。

 

 

何事も、いきなり全部を変えるということは難しいですが、少しずつできることから減らしたり、増やしたり、シフトチェンジしていこうと思っているこの頃です。

 

 

ある日突然すべての電化製品が使えなくなる!映画『サバイバルファミリー』を観た感想・レビュー

 

 ※ネタバレを含んだ内容です

 

 

Amazonプライムビデオで〝サバイバルファミリー〟という映画を観たので感想レビューです。

サバイバルファミリー

サバイバルファミリー

  • 発売日: 2017/09/20
  • メディア: Prime Video
 

 

ある日突然電気が一切使えなくなり、一家はサバイバル生活を強いられることとなる。

 

監督は矢口史靖さんという方で、調べてみたら

ウォーターボーイズ

スウィングガールズ

・WOOD JOB!~神去なあなあ日常

などの映画も手掛けています。

 

 

ウォーターボーイズ(映画)は子供の頃よく観ていたし、スウィングガールズは映画館まで観に行ったし、WOOD JOB!は数年前にプライムビデオで観て面白いと思った映画なので、私にとっては親しみのある監督だということがわかりました。

 

 

主な出演者は

小日向文世

深津絵里

泉澤祐希

葵わかな

で、この四人家族が電気のない生活の中を生き抜く。

 

 

本当にあらゆる電気がとまっていて、ガスも水道も通ってなく、電車や車までもが動かない。

ただの停電とは違うようで、時計、パソコン、スマホなど電気を使っている、あらゆる情報網が遮断されることとなる。

 

最初は「そのうち終わるだろう」と思っていたのですが、数日経っても一向に回復しないことから、民衆は危機を感じはじめます。

 

 

家族は東京に住んでいるので、父親が「自転車で鹿児島のじいちゃんのところまで行こう」と言い始める。

私はここで、鹿児島まで行くのは少し無理があるなと思いました。

確かに田舎でなんとか自給自足的な暮らしが送れるとしても、食料とか水とかを確保できる保障がないので、そこにたどり着くまでに確実にエネルギーが尽きていると思う。

 

じゃあ、自分だったらどう行動するのか考えたら、たぶんとりあえず近場で山と海のあるところを目指してそこでなんとか生きながらえるのではないかなと思います。

お店とかはもう完全に野放し状態だったので、とりあえず山とか海で生活できるような知識の載った本をできるだけ持ち出し、あとは釣り竿とか火を起こすもの、刃物などを持っていけばなんとかなるのでしょうか。

たぶんそんな状況下だったら、昆虫とかカエルとかヘビとかなんかの小動物とかだって食べてしまうかもしれません。

 

 

実際に道中、アウトドアに精通した家族に遭遇するのですが、これが

時任三郎

藤原紀香

・大野拓郎

・志尊淳

という煌びやかなメンバーで、そんな状況下でも生き生きとサバイバル生活を楽しんでいて、ボロボロの小日向ファミリーとの差がありすぎて笑える場面でした。

サバイバルの知識があるかないかで、心の余裕までもが違うということがわかります。

 

そんなこんなで一家は鹿児島を目指すわけですが、もちろん一筋縄ではいかず、色々な困難が襲い掛かる。

 

まずは水や食料の高騰です。

500mlのペットボトルの水が一本2000円~5000円で売られていたり、食料はどこにいっても手に入らないという状態。

途中お米屋さんで物々交換をすることになりますが、そこではお金など無用の長物となっており、他にも高級時計を差し出す人なども門前払いされている。

一家は高級な酒を持っていたので、それを米と交換してもらう。

 

しかし鹿児島までは遠く、途中で食料が尽き、ホームセンターから猫缶を確保しそれを食べて凌ぐ日がやってくる。

 

途中で盛大な炊き出しをやっている光景があったのですが、それが水族館の魚を調理して提供していると分かった時にはとても妙な気持ちになりました。

 

 

そして猫缶も尽きてしまった一家はある田舎で豚を見つけると、それを捕まえて殺してしまいます。

この光景を画面越しに見ている分には豚がかわいそうだなと思うのですが、たぶん飢餓状態になったら死に物狂いで豚を捕まえて食べるんだろうな。

 

いつだかこのブログで「私は生きて動いている動物を見ても美味しそうだとは思わない」ということを書きましたが、数日栄養が摂れていない状態ならば普通に動物を見て美味しそうだと思うのかもしれません。

 

 

 

最後の方では自転車すらも使い物にならなくなってしまい、歩いて鹿児島を目指すことになるのですが、山道を歩いていると首輪をつけた犬が一匹現れる。

 

なんと女子高生の娘はその犬に食べていた焼き豚をあげてしまう。

貴重な食料なのにあげちゃうのか・・とため息がでましたが、普通に現代に生きていると危機的な状況に出遭うことがないので、そういう人も普通にいるだろうなと思いました。

 

どこぞのしれない動物に(しかも山の中で)いきなり食べ物を与えてはいけない・・ということを前にブログで書きましたが、この女子高生の場合は本当に何も考えていなくてただ可愛いからあげた。それだけだと思います。

 

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しかし、その後には数匹の野犬が現れる。

かなり狂暴な成り立ちで、母親の背負っているバッグに入っている肉をめがけて噛みつきます。

ここでバッグなどすぐに離してしまえばいいのですが、この母親がまたバッグを離さずに犬と引っ張り合いをするので、そのうちに脇に転げ落ちて脚が変な方向に折れてしまうという結果に。

 

 

ここで言えるのは、

野犬はめちゃくちゃ危険です。

 

 

熊とかも怖いけど腹が減ってる野犬も同じくらいに怖いです。

オオカミくらいに思っておいた方がいい。

ペットで飼われている犬とは全然違う生き物なのです。

 

そしてジャンプ力や知恵もあるので、人間を食料だと認識されたらおしまいで首元に食らいついてくると思います。

しかも基本的にグループで行動しているはずなので、一匹どうにかねじ伏せたとしても、その他の犬が協力して狙ってくるので、ある意味熊よりも厄介かもしれない。

 

 

絶体絶命な状況になりましたが、そんな時に蒸気機関車が登場!

そこから無事に鹿児島に辿り着くことができ、その後に電気も復活して東京に戻ることになる。

 

 

レビューを見てみると、賛否両論でしたが、私は面白かったです。

確かに災害はこんな甘いものじゃないと思う気持ちはわかるのですが、この監督はこんな感じなのです!

 

コミカルに描かれていることにより、色んな人の目に止まりやすいのではないかと思います。

なんか映画でも見て気を抜きたいなと思った時に、疲れている人や能天気な人ほどシリアスな描写や本格的な災害ものは避けるのではないでしょうか。

 

 

一家の危機感のなさには私もハラハラしましたが、私だったらここでこうするなとか考えやすくて、災害時のことを想像しやすくもありました。

 

 

生まれた時から当たり前に毎日使えている電気ですが、もしものことだってこれからは起こるかもしれません。

防災を意識するうえでもとっつきやすく、参考にもなる映画だと思います。

 

 

 

煉獄→弱き者を助ける→人間大体皆弱い→だからみんな惚れる。鬼滅人気は本物です。

 

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鬼滅の刃無限列車編を映画館に観に行ってから、まんまと胸を撃ち抜かれてしまい、煉獄さんへの熱が未だに冷めません。

 

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※映画のネタバレを含んでいる内容です

 

 

目次

 

 

 

 

今までのアニメ界にいそうでいなかった完璧なキャラ

煉獄さん関連の動画を暇があれば漁っているのですが、ふと思ったことがありました。

煉獄さんがこれだけ今までのどのキャラクターよりもカリスマ的人気を誇っているのは、その精神性によるもなのだなと。

 

前にも書いたことがありますが、私は鬼滅の刃にハマるのに時間がかかったし、登場するキャラにそこまで熱を入れることはなかった。

しかし映画を観終わってからは感じ方がガラッと変わりました。

 

煉獄さんのキャラについてですが、たぶんここまでカッコイイ、強い、頼もしい、男らしい、優しい、性格が良い、面倒見がいい、美しい、可愛いキャラって、今までにいそうでいなかったんじゃないかと思うのです。

 

特に最近の漫画アニメのキャラクターって、どこか抜けているとか、少しダサいとか、弱いけどいざという時に強くなるとか、女好きとか、ぶっきらぼうとか、そういったどこか難のあるキャラが多かったと思います。

 

そこで出てきた煉獄杏寿郎というすべてを兼ね備えた男・・・。

映画の興行収入も、歴代1位をあっさりと塗りかえ、もうそろそろ400億円に到達しそうですよね。

 

400億の男とかかっこよすぎる。

 

 

好きな人に会いに行くかの如く映画館に通う老若男女

色んなコメントを見ていると、好きな人に会いに行くかの如く、映画館に何回も通っているという人を多々見かけます。

女性はもちろんですが、男性ファンの熱量もすごい。

12回観に行ったとかいう人を見かけました。

私も映画館が近くにあればまた会いに行き、400億円に貢献したいのですが・・。

 

よく鬼滅キッズとかいう言葉を目にしますが、私が映画館に足を運んだときは子供はいなく、私よりも世代が上の方が多かったです。

曜日とか時間帯とかもあったのかもしれませんが。

 

 

なんでここまで人気?

なんでここまで人気なのか?ということを考えると、一番は『弱き者を助ける』強さのある精神にみな心を打たれているのではないかと私は思います。

 

映画の中でのシーンですが、煉獄さんは幼き頃に「弱き者を助けることは強く生まれた者の責務です」といったセリフを母に言われています。

その話を真剣に聞いている幼い煉獄さんの背中がもうなんというか印象的で・・母親は亡くなってしまうわけですが、煉獄さんはその使命を果たすべく強くなっていくわけですよね。

 

で、煉獄さんは煉獄さんですごく打ちのめされるようなことがあるのですが(父親の酒浸りの件)、そこで折れないで強い心を保ったというところに、私は本当に強さを感じた。

正直少し重なる部分があったので、余計に胸を掴まれるというか、抉られるというか、そんな気持ちになってしまったのですが、彼はそれに屈しなかった。

 

 

恐怖心は誰もが持っているもの

人間と言うものは基本的にはみんな弱い。

弱くて強くて、弱い。

 

人間が人間になるずっと以前から『恐怖』という情動と共に進化してきたことを考えると、これはとても当たり前なことです。

 

そのすべての恐怖に打ち勝つ強さを持っていて、かつ「みんなまとめて面倒見てやる!」なんて言われたらそりゃあ男も女も人種も関係なく「兄貴~~~(;_;)」となるわけです。

 

 

 

鬼滅人気は本物?

鬼滅の刃人気は仕掛けられたものだと思っている人もいるようですが、それも一理ありますが、人気は本物だと私は見ています。

私も鬼滅人気が全然理解できなくて、「なんか怪しいぞ」と思っていたうちの一人でした。

 

しかし「何でなんだろう?」と気になる気持ちがなぜか強かったので、色々と理解を深めていくと、そのうち見えなかったものが見えてくるようになってきます。

 

私はアニメ全般好きなので、海外のアニメチャンネル、オタクチャンネル、リアクション動画というものをたまに旋回しているのですが、鬼滅の刃に関しては他のアニメとは違った反応を皆している。

ある人は絶叫し、ある人は放心状態になり、ある人は勝手に涙がボロボロと流れて止まらないといった・・なんか他のアニメとはワケが違うのだなといったことを、何も知らない私でも理解したのです。

 

そして見ている人の数が圧倒的に多い。

え、こんな人も見てるの?といった人や、自分と趣味が似ている人も見ていたので、何かがあるんだろうなと思い見始めたのです。

 

 

世界各地に熱狂的なファンがいる

これがアメリカとかロシアとかだけならまだ「怪しいぞ・・」となるのですが、アジア全域はもちろん、アフリカとか南米とかあっちの方に強烈なファンが多いことから、疑いようがないんじゃないかと思います。

 

さすがにアフリカとかそっちの方で仕掛けを作ったとしても、それに簡単に乗る人は多くないんじゃないかと・・。

 

老若男女問わず人気ですが、特に遠くの方では厳つそうな男性に熱狂的なファンが多いように見えます。

たぶん精神性が響いてるんだと思う。

 

進撃の巨人なんかは、全世界共通で絶大な人気を誇っていますが、特に欧州諸国、中東の方が目立つように思います。たぶん内容が内容だからなのでしょうけど。

 

 

何がそんなにハマるのか

向こうの人って、日本のアニメを字幕で見ているわけですが、たぶん言葉がわからない分、キャラクターだったり、服装のデザインだったり、音楽、映像(アニメのクオリティー)とかそういうところに、より目がいくのだと思いますが、それが鬼滅の刃に関してはすべて洗練されている。

 

技の部分のアニメーションなんかは、現代版浮世絵といっても過言ではないと思います。

 

それから、刀一本で戦うのは日本人だけが胸熱くなるものを持っているのかと思いきや、海外でも熱くなる人は多く、また戦前の日本文化という異世界に惹かれる人も少なくはないようです。

 

私も山暮らしを目指しているため、大正時代という時代背景にとても惹かれるものがあります。

機関車を初めて見た炭次郎や伊之助の反応が可愛すぎて(;_;)

(守り神とか言っちゃうところが・・・)

いつも頼りない善逸がそこではしっかりとしていたり(;_;)

 

 

弱者を忌み嫌う鬼である猗窩座の人気も強い

無限列車編では、猗窩座(あかざ)という鬼が煉獄さんと戦いますが、この猗窩座がまたとてもいいキャラをしているんですよね。深い。

最近思うんですけど、猗窩座ってなんかエロいです。

別にエロいキャラというわけではないんだけど、なんかエロい。

というか鬼滅に出てくるキャラはみんなセクシーだと思います。

何なんだろう一体。

 

そんな猗窩座は弱者を忌み嫌っているので、煉獄さんとは真逆の精神の持ち主ということになりますよね。

この「弱者」を忌み嫌い自分の力を誇示する人間って、今のこの世にも結構いるよなと思ったり・・・。

というか、なんか猗窩座タイプの人間の方が現代は生きやすそうな感じはします。

 

だからこそのこの映画はここまで人気を誇っているのではないかと思ったわけです。

 

 

 

結局みんな大好き鬼退治

鬼滅の刃のストーリー自体は、たぶん桃太郎が鬼退治するくらいに単純明快なものなので、漫画を読みなれている人ほど最初は受けつけないかもしれない。

 

しかし、その一つ一つのものの背景に何十年、何百年、何千年と歴史のあるものが潜んでいる。

学ラン、日輪刀(刀)、神楽、ヒノカミカグラ、呼吸、鬼とか、遺伝子レベルで言ってもいいくらい馴染みのあるものが沢山出てきます。

 

ちなみに煉獄さんのモデルとなったのは〝すべての衆生を救済する守護神である不動明王(シヴァ神)〟だという噂が出ています(噂は噂ですが)。

 

たぶんその本質的なものを直感で受け取る人もいれば、頭で理解する人もいるのでしょうね。

 

 

紅蓮華でアハ体験した話

最後に、私は鬼滅にハマる前にリサの紅蓮華のライブバージョンを格好いいなと思って何回か聴いていたのですが、急にアハ体験をして、戦前戦時戦後(世界大戦)とか、それ以前の歴史とか、そういったものがパッと全部繋がって明るくなるというか、急にすべてを理解するといったようなそんな体験をしました。

アハ体験 (心理学) - Wikipedia

 

言葉にすると凄く難しいのですが、今まで知らなかったのに、なんで忘れていたんだろう?とか、なんで目を背けていたんだろう?といった、一種の浄化のような感じです。

今まで生きてきて身についた雑念が祓われるようなそんな感じがしました。

 

数年に一回とか本当にごく稀にこのアハ体験をすることがあるのですが、まさかアニメの主題歌で急に来るとは思っていなかった。

その詳細は、たぶん書かなくても鬼滅を見ている人とかリサを聴いている人ならば何となくわかってくれそうな気がするので省くことにする(文章書くの疲れてきた笑)。

 

 

と、こんな感じで鬼滅についてはなんかいくらでも書けてしまうのですが、長くなりすぎたのでここら辺にしておきます。

 

ヒグマ餌罰金30万!野生の動物にエサを与える人の心理とそういった人に対して「食い殺されろ」と言ってしまう人について

 

今日は北海道のニュースで、〝野生動物にエサやりで罰金30万円へ〟というニュースが入ってきました。

www.youtube.com

 

ここ最近熊に関する情報を漁っている者としてはとてもタイムリーな情報だったのですが、内容はタイトル通り、〝知床で観光客が熊への餌やりをした場合に30万円の罰金になります〟というものです。

 

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知床の一部のマナーの悪い観光客

どうやら知床では以前から一部のマナーの悪い観光客が熊に近づいて写真を撮ったり、餌をあげたりということが起こっていそうです。

人間に慣れた熊や、人間界の食べ物の味を覚えた熊は、そのうち人間に対する警戒心がなくなり住宅街に出てくるようになる。

そうなった場合は撃ち殺さなければならなくなってくるとのことです。

 

 

動画を見てみると、熊愛好家みたいな人が、一生懸命生で見た熊を写真に収めようとしているのがわかります。

いつ撮影されたものなのかはわかりませんが、古い映像のようにも見える。

 

 

私も知床には過去に2回ほど観光に行ったことがありますが、やはり知床という場所はそんじょそこらの山とはワケが違います。

私は車に乗って景色を見ていただけで、身震いしてしまい、用事がない限りは車から降りようなどとは思わなかった。

熊出没の看板も頻繁にありますし、熊以外の動物も普通にいる。

そして、なんというか言葉にするのは難しいのですが、森林そのものが野生なのです。

 

本当に聖域といった感じで、人間が慣れ親しむ山と言うよりは、時が止まった神秘そのものといった感じで、場所にもよるのかもしれませんが、ちらほらと歩き回ろうなんて気持ちには私はなりませんでした。

 

 

 

野生動物に餌を与える人は何を考えている?

上の動画にも出てくるのですが、観光地で野生の熊にエサをあげるという行為をする人が出てくる。

知床以外にも、海外でもこういった動画はよく見られます。

特にロシアの熊なんかは日本とは比べ物にならないくらいに大きいですが、その熊に対して餌をあげている動画は結構目にする。

ロシアって一体なんなんだろう笑

見てる分には可愛いんですけどね・・。

 

 

そこで思うのは、餌をあげている人は一体何を考えて与えているのだろう?

ということです。

 

これは国立公園の動物だけではなく、住宅街に出没する野生動物全般に言えることですが、どこぞの知れない野生動物にエサを与える人間と言うものは世界中どこにでも存在します。

 

ここで私が考えたのは

・純粋に知識がない

・思い遣りがある

この二つが組み合わさった時に人間は野生動物にエサを与えるという行為に出るのではないかということです。

 

その他にも

・好奇心

・優越感(自分よりも強いものに対して餌付けをしているという)

なども理由になるのではないかと思っています。

 

 

まず第一に思うのは、〝野生の動物にエサをあげてしまったその先の展開を想像できない〟ということが挙げられると思います。

一回餌を与えてしまうと、動物はその味を覚えてしまい、その後人間の方にそのつもりがなくても動物の方から求めてくるようになってしまう。

そのうちエスカレートして襲われてしまう結果となる。

 

これは純粋にそういった「事例」や「事故」や「先人の知恵」に触れる機会がないので、ペットにエサをあげる感覚であげてしまうのではないかと思われます。

 

 

次に「思い遣りがある」ということですが、こちらに関しては人間の脳が発達したからこその高度な思考であると思うのですが、脳は発達しているが、知識がなかったゆえにそれが悪い結果を招いてしまうということになっているのではないかと私は考えています。

 

 

 

「食い殺されてしまえ!」とコメントする人

ニュース動画のコメント欄を見ると「恥を知れ」とか「熊に食われろ!」とか「襲われればいいのに」とか解決に繋がらないようなコメントを残す人が少なくない。

どうしてもこういった殺す殺さないといった野生動物の話題となると、なぜか口の悪い人が大量発生してくるようで、見苦しなと思うことが度々あります。

コメントする人の気持ちはわかるが、こういった話題だからこそ例え相手に非があったとしてももう少し感情を抑えた方がいいのではないでしょうか。

 

 

そもそも危機感のない人間が自業自得で食われたところで、熊は人間の味を覚えてまた次に関係のない人を襲うようになるので「食われてしまえ」は非合理的なのです。

食われた人を片付けなければいけない人もいる。

そんなことはわかっていてコメントをしているのだと思いますが、それでもこの〝マナーを破る人は死んでしまえ〟というネット内の発言の多さには異常を感じます(現実世界でそれを言う人がどれくらいいるのかはわかりませんが)。

 

客観的に見ると、知識を持っていない人に対してマウントを取っているようにしか見えないし、そんなことを言ったところで解決はしない。

 

〝観光地〟となっている以上はやはりそういったマナーのない客が来る前提で、知識のある者がないものに対して「キレる」のではなく、根気よく諭したり、何か対策を考えなければならないのだと思います。

特に海外からも観光客が流入してくるようになった昨今では。

 

正直言って、人間全員が熊に対する恐怖心や知識を自発的に持つこと自体に無理があると私は思います。

 

 

その結果が今回の罰金30万円ということになるのでしょう。