とある女の日常のあれこれ

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煉獄→弱き者を助ける→人間大体皆弱い→だからみんな惚れる。鬼滅人気は本物です。

 

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鬼滅の刃無限列車編を映画館に観に行ってから、まんまと胸を撃ち抜かれてしまい、煉獄さんへの熱が未だに冷めません。

 

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※映画のネタバレを含んでいる内容です

 

 

目次

 

 

 

 

今までのアニメ界にいそうでいなかった完璧なキャラ

煉獄さん関連の動画を暇があれば漁っているのですが、ふと思ったことがありました。

煉獄さんがこれだけ今までのどのキャラクターよりもカリスマ的人気を誇っているのは、その精神性によるもなのだなと。

 

前にも書いたことがありますが、私は鬼滅の刃にハマるのに時間がかかったし、登場するキャラにそこまで熱を入れることはなかった。

しかし映画を観終わってからは感じ方がガラッと変わりました。

 

煉獄さんのキャラについてですが、たぶんここまでカッコイイ、強い、頼もしい、男らしい、優しい、性格が良い、面倒見がいい、美しい、可愛いキャラって、今までにいそうでいなかったんじゃないかと思うのです。

 

特に最近の漫画アニメのキャラクターって、どこか抜けているとか、少しダサいとか、弱いけどいざという時に強くなるとか、女好きとか、ぶっきらぼうとか、そういったどこか難のあるキャラが多かったと思います。

 

そこで出てきた煉獄杏寿郎というすべてを兼ね備えた男・・・。

映画の興行収入も、歴代1位をあっさりと塗りかえ、もうそろそろ400億円に到達しそうですよね。

 

400億の男とかかっこよすぎる。

 

 

好きな人に会いに行くかの如く映画館に通う老若男女

色んなコメントを見ていると、好きな人に会いに行くかの如く、映画館に何回も通っているという人を多々見かけます。

女性はもちろんですが、男性ファンの熱量もすごい。

12回観に行ったとかいう人を見かけました。

私も映画館が近くにあればまた会いに行き、400億円に貢献したいのですが・・。

 

よく鬼滅キッズとかいう言葉を目にしますが、私が映画館に足を運んだときは子供はいなく、私よりも世代が上の方が多かったです。

曜日とか時間帯とかもあったのかもしれませんが。

 

 

なんでここまで人気?

なんでここまで人気なのか?ということを考えると、一番は『弱き者を助ける』強さのある精神にみな心を打たれているのではないかと私は思います。

 

映画の中でのシーンですが、煉獄さんは幼き頃に「弱き者を助けることは強く生まれた者の責務です」といったセリフを母に言われています。

その話を真剣に聞いている幼い煉獄さんの背中がもうなんというか印象的で・・母親は亡くなってしまうわけですが、煉獄さんはその使命を果たすべく強くなっていくわけですよね。

 

で、煉獄さんは煉獄さんですごく打ちのめされるようなことがあるのですが(父親の酒浸りの件)、そこで折れないで強い心を保ったというところに、私は本当に強さを感じた。

正直少し重なる部分があったので、余計に胸を掴まれるというか、抉られるというか、そんな気持ちになってしまったのですが、彼はそれに屈しなかった。

 

 

恐怖心は誰もが持っているもの

人間と言うものは基本的にはみんな弱い。

弱くて強くて、弱い。

 

人間が人間になるずっと以前から『恐怖』という情動と共に進化してきたことを考えると、これはとても当たり前なことです。

 

そのすべての恐怖に打ち勝つ強さを持っていて、かつ「みんなまとめて面倒見てやる!」なんて言われたらそりゃあ男も女も人種も関係なく「兄貴~~~(;_;)」となるわけです。

 

 

 

鬼滅人気は本物?

鬼滅の刃人気は仕掛けられたものだと思っている人もいるようですが、それも一理ありますが、人気は本物だと私は見ています。

私も鬼滅人気が全然理解できなくて、「なんか怪しいぞ」と思っていたうちの一人でした。

 

しかし「何でなんだろう?」と気になる気持ちがなぜか強かったので、色々と理解を深めていくと、そのうち見えなかったものが見えてくるようになってきます。

 

私はアニメ全般好きなので、海外のアニメチャンネル、オタクチャンネル、リアクション動画というものをたまに旋回しているのですが、鬼滅の刃に関しては他のアニメとは違った反応を皆している。

ある人は絶叫し、ある人は放心状態になり、ある人は勝手に涙がボロボロと流れて止まらないといった・・なんか他のアニメとはワケが違うのだなといったことを、何も知らない私でも理解したのです。

 

そして見ている人の数が圧倒的に多い。

え、こんな人も見てるの?といった人や、自分と趣味が似ている人も見ていたので、何かがあるんだろうなと思い見始めたのです。

 

 

世界各地に熱狂的なファンがいる

これがアメリカとかロシアとかだけならまだ「怪しいぞ・・」となるのですが、アジア全域はもちろん、アフリカとか南米とかあっちの方に強烈なファンが多いことから、疑いようがないんじゃないかと思います。

 

さすがにアフリカとかそっちの方で仕掛けを作ったとしても、それに簡単に乗る人は多くないんじゃないかと・・。

 

老若男女問わず人気ですが、特に遠くの方では厳つそうな男性に熱狂的なファンが多いように見えます。

たぶん精神性が響いてるんだと思う。

 

進撃の巨人なんかは、全世界共通で絶大な人気を誇っていますが、特に欧州諸国、中東の方が目立つように思います。たぶん内容が内容だからなのでしょうけど。

 

 

何がそんなにハマるのか

向こうの人って、日本のアニメを字幕で見ているわけですが、たぶん言葉がわからない分、キャラクターだったり、服装のデザインだったり、音楽、映像(アニメのクオリティー)とかそういうところに、より目がいくのだと思いますが、それが鬼滅の刃に関してはすべて洗練されている。

 

技の部分のアニメーションなんかは、現代版浮世絵といっても過言ではないと思います。

 

それから、刀一本で戦うのは日本人だけが胸熱くなるものを持っているのかと思いきや、海外でも熱くなる人は多く、また戦前の日本文化という異世界に惹かれる人も少なくはないようです。

 

私も山暮らしを目指しているため、大正時代という時代背景にとても惹かれるものがあります。

機関車を初めて見た炭次郎や伊之助の反応が可愛すぎて(;_;)

(守り神とか言っちゃうところが・・・)

いつも頼りない善逸がそこではしっかりとしていたり(;_;)

 

 

弱者を忌み嫌う鬼である猗窩座の人気も強い

無限列車編では、猗窩座(あかざ)という鬼が煉獄さんと戦いますが、この猗窩座がまたとてもいいキャラをしているんですよね。深い。

最近思うんですけど、猗窩座ってなんかエロいです。

別にエロいキャラというわけではないんだけど、なんかエロい。

というか鬼滅に出てくるキャラはみんなセクシーだと思います。

何なんだろう一体。

 

そんな猗窩座は弱者を忌み嫌っているので、煉獄さんとは真逆の精神の持ち主ということになりますよね。

この「弱者」を忌み嫌い自分の力を誇示する人間って、今のこの世にも結構いるよなと思ったり・・・。

というか、なんか猗窩座タイプの人間の方が現代は生きやすそうな感じはします。

 

だからこそのこの映画はここまで人気を誇っているのではないかと思ったわけです。

 

 

 

結局みんな大好き鬼退治

鬼滅の刃のストーリー自体は、たぶん桃太郎が鬼退治するくらいに単純明快なものなので、漫画を読みなれている人ほど最初は受けつけないかもしれない。

 

しかし、その一つ一つのものの背景に何十年、何百年、何千年と歴史のあるものが潜んでいる。

学ラン、日輪刀(刀)、神楽、ヒノカミカグラ、呼吸、鬼とか、遺伝子レベルで言ってもいいくらい馴染みのあるものが沢山出てきます。

 

ちなみに煉獄さんのモデルとなったのは〝すべての衆生を救済する守護神である不動明王(シヴァ神)〟だという噂が出ています(噂は噂ですが)。

 

たぶんその本質的なものを直感で受け取る人もいれば、頭で理解する人もいるのでしょうね。

 

 

紅蓮華でアハ体験した話

最後に、私は鬼滅にハマる前にリサの紅蓮華のライブバージョンを格好いいなと思って何回か聴いていたのですが、急にアハ体験をして、戦前戦時戦後(世界大戦)とか、それ以前の歴史とか、そういったものがパッと全部繋がって明るくなるというか、急にすべてを理解するといったようなそんな体験をしました。

アハ体験 (心理学) - Wikipedia

 

言葉にすると凄く難しいのですが、今まで知らなかったのに、なんで忘れていたんだろう?とか、なんで目を背けていたんだろう?といった、一種の浄化のような感じです。

今まで生きてきて身についた雑念が祓われるようなそんな感じがしました。

 

数年に一回とか本当にごく稀にこのアハ体験をすることがあるのですが、まさかアニメの主題歌で急に来るとは思っていなかった。

その詳細は、たぶん書かなくても鬼滅を見ている人とかリサを聴いている人ならば何となくわかってくれそうな気がするので省くことにする(文章書くの疲れてきた笑)。

 

 

と、こんな感じで鬼滅についてはなんかいくらでも書けてしまうのですが、長くなりすぎたのでここら辺にしておきます。