とある女の日常のあれこれ

アニメ、映画、アイドル、お役立ち、日々の出来事、いわゆる雑記ブログです。

山に住みたいけど熊が怖い!(長文)熊に遭遇してしまった時の対策を素人が一生懸命考えてまとめた。

 

目次

 

 

 熊が怖い

最近よく考えていること・・それは〝熊が怖い〟ということです。

四年くらい前から度々「あぁ、熊って怖いよな」と考えることが多くなり、熊についての情報を集めるようになりました。

 

ここ一年くらいの間に山で暮らしたい(というか山に帰りたい)という願望が強くなってきたので、最近では本格的に対策を考えるようになりました。

 

たぶん今すぐにではないですが、5年~10年くらい先にはそういった暮らしをしていたい。しかし自然は甘くみてはいけないので、知識を最大限に収集する必要があると思います。

 

熊の出没情報が頻繁にある地域に住んでいること、身近な人で(父親とか友達の親戚とか)熊に遭遇した事のある人の話を小さい頃から聞いているので余計に危機感があるのかもしれません。

 

人肉を食べる熊も稀にいますし、顔面がえぐられるとかいった事故も起こりますよね。

 

 

怖いのは熊だけじゃない

まぁ、山というのは怖いのは熊だけではありません。

蜂とかもめちゃくちゃ怖いです。

家の近くに蜂の巣とか作られたらたまったものじゃありません。

あとはヘビとかネズミとか、アブとか虫とか脅威は沢山あります。

地域によっては猪もそうでしょう。

個人的にキツネや鹿などは集団ではない限り野生でもそこまでではないと思う。

 

でも昔の人ってそれなりに知恵があったから今まで生きてこれたわけですが、生まれた時から現代的な生活をしていると、まったく何もわからなくなってしまうというのがなんとも滑稽な話であります。

 

 

熊にも性格の違いや個体差がある

そんなこんなで自分なりに熊についての情報を日々収集しているのですが、最近は熊のことをそれなりに理解できてきたような気がする。もちろん過信はよくないですが。

 

まず、熊はその個体によって違うということです。

メスなのかオスなのか、大人なのか子熊なのか、臆病なのか好奇心旺盛なのか、人を襲うのか逃げていくのか、温厚なのか狂暴なのか。

 

となると、出遭ってしまった時にどんな行動に出るのかは本当にその熊次第ということになってきます。

基本は人間に出くわした熊は逃げていくとは思いますが、驚いて襲ってくる熊とか、襲って食ってやろうとかいう熊もいるわけですよね。

 

季節は春と秋が要注意で、早朝や日没時は辺りが暗く、熊も人間もお互いに発見するのが遅くなるため出遭いやすくなるのだそうです。

そして熊の方も、人間にはなるべく出遭いたくないと思っている。

 

 

なぜ頻繁に出没するようになったのか

最近ニュースなどでよく、人間の住む場所にまで熊が出没するようになったという話を見聞きしますが、これは山の餌が減ったとか熊の生息域が狭くなっているとかではなくて、人間の住む里山の荒廃が原因だとのこと。

日本は70%以上が山地だということで、自然が減ったから熊が人間界に出てきているとは考えにくいと思います。熊にとっての環境は十分にあるはずです。

 

じゃあなぜわざわざ下りてくるのかというと、純粋に過疎化で山の麓とかに住む人が減って、そこに熊が山から下りてきやすくなってきてしまったという説が有力らしいです。人が住まなくなり放置された畑などを目当てにやってくるのだそう。

山に入る人やそういった熊とか獣類に直で対応する知識を持った人が減ってきてるともいえますよね。

人間の知恵を使って手をかけた食べ物の方が熊も美味しいでしょうし。

 

 

 

熊対策を調べてまとめた

対応策についても情報を調べたので、それをまとめたいと思います。

 

※あくまでも素人情報なので、本格的に対処するときには市や専門家などからの情報を得てください。

 

実際に熊に遭遇して死んでしまった人や、生還した人の情報をまとめたサイト、書籍、実際に遭遇した人から直接聞いた話、YouTubeなどで公開されている動画内から情報を集めました。

 

 

第一に熊に遭遇しないように気を付ける

まずは熊が出るような場所には最初から近づかないのが一番という事です。

基本的には一人でいるよりも集団でいる時の方が襲ってこないそうです。朝と夕、春と秋は遭遇率が上がる。

熊の好むブナなどの木の実の多いところは避ける。

 

事前に熊出没などの情報を集める

その地域の熊出没情報を調べたり、普段から熊についての知識を習得しておく。

 

 

合法で所持できる武器は鉈(ナタ)

熊に襲撃されて生還した人の情報を見ていると、やはり武器を持っていると強いということがわかりました。

絶望的な状況でも鉈で熊を切りつけたら生還できたというエピソードが多々あり、最悪な場合は武器一つで生還できる確率は上がるかもしれません。

山に入る時に一つ腰にぶら下げておくといいかもしれません。

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熊撃退スプレー(予備も必要)

人間用の防犯にも使われている熊撃退スプレー。

これは最近は山に入る人はよく持っているものだと思います。

ただ、探しても実際に熊に効いているという映像を見たことがないので、どのくらい信用できるものなのかは私にはいまいちわかりません。

熊撃退スプレー+鉈で安心感を得たいところです。

 

中身がすぐになくなってしまう可能性や、数体いた時のことを考えると、予備があった方がいいかもしれない。

 

 

プロテクター

熊に実際に遭遇した人の情報を見ていると、熊は腕を振りかざしてくるだけではなく、噛みついてもくる。

体のどこでも噛みつかれる可能性はありますが、私が見た情報だと太ももとか足に噛みつかれたという人が多いように思いました。

その中には〝厚着だったために負傷しなかった〟という人がた。

そこで、プロテクターをつけていれば多少は負傷を防げるのではないかと思いました。

 例えば首元を狙ってきた時に、プロテクターをつけた腕を差し出してカバーすれば一命を取り留めることができるかもしれません。

 

 

遭遇してしまったら走って逃げない

万が一熊に遭遇してしまったら、叫んだり走って逃げてはいけない・・。

驚いてこういった行動に出てしまうというのは、人間ならば当然の行動かもしれませんが、これは生存率を下げてしまう可能性があります。

なぜならば、動物というのは逃げるものを反射的に追いかけたくなるという習性があるからです。

私も実際にそういった経験が何度かあるのですが(熊ではないですが)、こちらはこちらで本能的に「逃げたら追われる」ということを知っていたようで、平然を装う、怯えていることを悟られないようにしていた結果、助かったという経験が何度かあります。

 

 

木の陰に隠れる・木に登る

突進されてしまえば一撃で終了です。

その前に木を一本隔てることで生存率を高める。

そして木に登るのも一つの手ではありますが、木に登ることのできる熊もいるそうなので、木に登った後には木の上から威嚇したり、何か木の棒などを使って追い払うなどをした方がいいと思います。

 

 

奇声を発する

有名なYouTubeの動画で、熊に遭遇して、襲ってくる熊に対して怒鳴り声のみで追い払っているものがありました。

男性の野太い声だったから助かったのかもしれませんが、女性でもできる限り野太い声で獣のような感じの雄たけびをあげれば、可能性はなくないかもしれません。

 

ただこれは熊がこちらに攻撃をしに向かってきてしまった時の最終手段であり、ただ熊に遭遇しただけでこれをやってしまうと熊を驚かせてしまい神経を逆なでする結果になってしまう可能性があるので状況を見極めなければならない。

 

 

万が一襲ってきたら戦うしかない

熊に遭遇してしまった時は、じっと動かずに熊が通り過ぎるのを待つのが一番ですが、出遭った熊によっては襲ってくるということもあるかもしれません。

そうなってしまった時には、命を取られてしまう前に腹を括って戦うしかなくなります。頭、顔、首などの急所は守りながら、何か武器になるようなものを探して応戦する。武器を使えば高齢の女性でも追い払うことができたといった情報が多々ありました。

 

 

格闘術や筋トレで普段から動ける体を作っておく

体格差がありすぎるので、体一つでは勝率はほぼありませんが、それでも普段から体を鍛えたり格闘術を習得しておくことも必要だと思います。

野生動物の動きを読んで、避ける時にはどう避けたら有利なのか、攻撃するときにはどこを狙うべきなのかといったことを瞬時に考えるためには、普段からのトレーニングが必要になってくるのではないでしょうか。

確実な情報かはわかりませんが、空手をやっている人が素手で熊を追い払った(本人談)という情報もあります。

 

 

昔は狩猟目的で飼われていた日本犬

昔の資料を参考にされた本などを読んでいると、熊を退治するのに犬を利用していたということがわかります。狩猟犬ですね。

現代になっても日本犬がいたおかげで熊から身を守ることができたという話を聞くことがあります。

ただ、犬にも個体差があり、本能的に対応できる犬もいれば、そんな本能など忘れてしまったという犬ももちろんいることでしょう。

繋がれていた犬が熊に食われるという被害も沢山出ています。

熊を退治するために飼うというのは現代では得策ではないかもしれません。

 

 

 

その他に狩猟の免許を取っておくのも一つの考え方でありだと思います。

 

 

 

 

まず素手では勝てない

最近ではYouTubeで〝熊に遭遇した〟という動画をよく見ているのですが、熊は本当に怖い。どれだけ鍛えても絶対に素手では勝てません。

動きが俊敏だし、腕を一振りされただけで致命的です。

やはり事前の知識の収集と、人間が野生動物に唯一対応できる〝武器〟というものを所持しておくのが、一番の対策になるのかなと思います。

 

 

最後に:山が好き

ここまで長々と書いたのですが、最後になぜそんな危険を考えながらも私が山に住みたい願望があるのかというと、やはり山が好きだからです。

実は父親世代までは山の麓に住んでいて、すごく自然に馴染んだ生活をしていて、私も小さい頃はよくその山に行って遊んでいたのですが、やっぱり自然の中で過ごす時間と言うものは格別でとても楽しかった。

 

それ以外にも、思春期くらいまでは普通に子供だけで山の麓とか山の中に行って遊ぶという事を頻繁にしていました。色んな山が沢山あったので・・・。

 

今考えると子供だけで山に行くとか危なくて考えられないのですが、当時は普通にそんな感じでした。無知ゆえの好奇心と行動力というものは本当に怖いです。

野生の動物とかに普通に遭遇しますしね。

 

 

今は本当に丸腰では山に入ろうなんて思いもしないですが、それでも山で遊んだ記憶と言うものはいまだに素晴らしい思い出として残っています。

 

 

参考書籍

サバイバル読本 (サクラBooks)

サバイバル読本 (サクラBooks)

  • 発売日: 2018/01/19
  • メディア: Kindle
 
ヤマケイ文庫 人を襲うクマ―遭遇事例とその生態