光熱費に関しては無理な節約はせずお金をかけるようになった話。
十代、二十代の頃は、光熱費を払うのがもったいないと思っていました。
お金は遊ぶ事に使いたいと思っていた。
今三十代になって考え方がガラッと変わりました。
光熱費、生活費にこそお金をかけるべきだと。
本来生きることのベースが家賃、光熱費、食費なはずなのですが、どういうわけかずっとそれらはそんなにお金をかけるべきものではないと思い込んでいました。
重要性とありがたみを感じなかったんですよね。
遊びに使うお金にこそ価値があって、それ以外はもったいないと。
水代がもったいないからシャワーだけで済ます日々、暖房代がもったいないから寒くても我慢するなど。
温泉に行くのに数万円かけたとしても、家で使うお風呂代は勿体ないと思っていたんですよね。
しかし今はまったくの真逆になりました。
お風呂に入りたい時にはなるべく入るようにして、寒かったら気兼ねせず暖房もつける。
日常で普通に暮らすだけの事にストレスをかけないようにすることって大事だなと思うようになったのです。
この光熱費がもったいないと思う人って結構いると思う。
前の職場でも、何月まで暖房をつけるのを我慢するといったことや、光熱費の高さに不満をもらす人は結構いた。
確かに無駄にお金がかかるのは嫌ですが、節約できたとしてもそれ以上にストレスがかかったり、将来的に病気になったりした時のことを考えると、安いもんです。
生まれてから当たり前にあったものだと、やはりありがたみというのは感じないのかもしれない。
しかし安全な水がいつでも飲めること、電気や暖房器具類が普及されるまでにかかった膨大な時間や人の作業の積み重ねを考えると、安い物です。
娯楽など他のものにお金をかけるなら、という話であって、お金がかからないに越したことはないですけどね…。