断捨離で手放して後悔しているもの
数年前に断捨離にハマってあらゆるものを手放しました。
物の少ない生活はいいです。
ひとつひとつの物のありがたみがわかるようになりました。
基本的には手放してしまうとそのものに対する未練もなくなるのですが、時が経って〝あれは別に捨てなくても良かったんじゃないか〟と思うものがでてきました。
それは本、DVD、CD、CDプレーヤーです。
身近過ぎてわからなかったのですが、この本やらCDやらの芸術たちは私にとって思った以上に大切なものだったようです。
手放してみて改めて感じています。
このブログでも映画や音楽を話題にすることは結構多い。
本もデジタル化し、CDもスマホがあれば聴ける時代です。
しかしそれでもやっぱり〝物〟として手元にあるといいなと思ったのです。
本やCDなんかは子供の頃からお小遣いで買っては綺麗にコレクションしていました。
順番とかにもこだわって、人にも触らせないようにしていた。
姉弟に勝手に持っていかれ、返ってこない事や、汚れたり壊れたりして見つかるという自分にとっては最悪な思い出があるのですが、その時のストレスが強すぎてそこからは自分も物をあまり大事にしなくなったことを覚えている。
大事にしても簡単に取られるし壊されてしまうからです。
対策を考えて自分で部屋に鍵を取り付けたのですがそれも何度も壊されている。
今考えるとあまりいい環境じゃなかったんだなとわかるのですが(笑)
若い頃には頻繁に引っ越しをしていたので綺麗に保存することは難しくなり、終いには数年前にほとんど手放してしまった。
確かに本などは引っ越しの時に移動させるのがすごく大変です。
重いからです。
CDも割れたりしないかと気を使うので割と大変です。
それでも、その大変があったとしても、やっぱり物があることによる豊かさを感じられます。
私の場合は本やCDですが、これは人によって違いますよね。
断捨離によってひとつ、自分の事を知ることができました。