今年観たアニメで一番衝撃だったのは『東京マグニチュード8.0』観てない人は観て!
Amazonプライムビデオで今年も映画やアニメをよく観たのですが、衝撃だったのが『東京マグニチュード8.0』(全11話)というアニメです。
アニメを見た当時に衝撃すぎてブログに書こうと思ったのですが、あまりにも疲れてしまったため書かずにいました。
しかしあっという間に年も明けてしまいそう、ということで心残りがないように今書いておこうと思いました。
できるだけネタバレはないように書きますが『見ようかどうか迷っている人』はここでブログを閉じてすぐにアニメを見ることをお勧めします。
アニメ好きならば、絶対に一度は見た方がいいです。
このアニメ自体は最近のものではなく、2009年にフジテレビの『ノイタミナ枠』で放送されたものです。
【ノイタミナとはanimationを逆さ読みしたもので、アニメの常識を覆したい、すべての人にアニメをみてもらいたいという思いで放送されているテレビの深夜枠のことです】
私が東京マグニチュード8.0を見たきっかけは、「何か面白いアニメはないかな」と思っていた時に、Amazonのプライムビデオで『あなたへのおすすめ』に出てきたことです。
作画やストーリーの説明を見て、正直なところきっと私の好みではないだろうなという思いがあったのですが、当時新型コロナが流行り始めたころで危機感などが煽られていて、防災の観点からも見ておいて損はないかなという思いで観ることにしたのです。
実際に観はじめて数話程度、しばらくは結構苦痛が多かった。
それは主人公である中学生の女の子がひねくれすぎていて、文句が多くいつも不満げなところにイライラしてしまったからです。
しかし、それもよくよく考えたら自分の思春期の頃に比べたら100倍マシか、と思えたものです笑
むしろ自分と重なる部分があるからこそ嫌悪を感じてしまったのかもしれません。
たぶん、私と同じことを感じる方もいるかとは思いますが、それでも途中で観るのをやめずに最後まで見てほしいと思います。
ストーリーの大まかな流れは、東京に巨大地震が起こり、外出していた姉弟が家を目指すというものです。
たまたま出会った男気のあるお姉さんが一緒についていてくれるお陰でお互いに色々な難を逃れます。
姉弟はお父さんお母さんの安否、お姉さんにはまだ小さな娘と自分の母親の安否がわかっていない状態です。
私はストーリーを最後まで全部見て、涙が止まりませんでした。
アニメを見てこんなに涙を流したのは他に思い出せないくらいです。
そして放心状態になってしまったのですが、もう一度観たくて最初から見直しました。
二回観たあとはもう観たくないな、というかしばらくは観ることができないなと思いました。
エンディングも素晴らしいですし、オープニングもどこが懐かし気な感じがします。
実際に私は防災の意識があまり芽生えていなかったのですが、このアニメを見て意識が変わったように思います。
この地震大国で今から備えておくことの大事さがわかったと思います。
観ようか迷っている人はぜひ観てください!!