【W杯】今日女子バレー日本はロシアに負けてしまったが、石川真佑(19歳)が頭角を現し始めた日であった
昨日のドミニカ共和国との試合に続き、今日はロシアとの戦いになった女子バレー日本。
結果はフルセット2-3で負けとなってしまいました。
正直なところロシアはとても強いのでストレート負けしてもしょうがないくらいに思っていたのですが、2セットもとれたのは凄いと思いました。
昨日と同じような感覚で試合が進むと思いきや、昨日とは違う盛り上がりが今日はありました。
それが石川真佑選手の活躍です。
試合は負けたけれども、今日は石川真佑選手が頭角を現し始めたことにより熱く盛り上がりました。
本当に「急に!?」といった感じで途中からいきなり一人で点数をとり始めたのです。
なんとこの日計20得点を取りました。
今まで通りだと石井優希選手や古賀選手などが得点を決めるのが流れだったのですが、今日はいきなり石川真佑が覚醒してきた。
その姿はまるで孫悟空がスーパーサイヤ人になったかのような感覚でした。
ロシア側はきっとこれまで多くの得点を取ってきた石井、古賀、そして出場経験の多い荒木や宮下、新鍋あたりはマークしていたはずですが、予想外の人物(石川)がいきなり覚醒してガンガン攻めてきたことについてこれなくなったのではないか?と思うほどでした。
石川真佑選手のことは、私は昨日初めて知ったばかりでどんな選手なのかをよくわかっていませんでした。
昨日のテレビで男子バレーのエースで人気も高いあの石川祐希選手の妹だということがわかりました。
イケメンエースなのです。
石川真佑選手は昨日も選手交代でちらほらとコートに入ってはいたのですが、これといった目立つ活躍はなく、妹ということで話題性はあるけど実力はあるのかな?といったことが素人の率直な感想でした。
他の選手に比べて世界を相手に戦うには圧倒的に経験が少ないはずなので、今回は次世代の選手を育てる為に入ったんだなくらいに思っていたのですが、なんと今日の強国ロシアを相手に一人、力を発揮し始めたのです。
これは大げさに言っているのではなく、たぶんこの選手がいなければ今日ロシアを相手に2セット取ることは難しかったのではないか?と思います。
日本の選手って、海外の強豪国の選手に比べると、背も低いし華奢で童顔、表情も穏やかなので見た目はそんなに強そうに見えないんでですよね。
しかし見た目の予想を覆して意外な力を発揮してくるのが女子バレーの面白いところなのです。
海外の選手は本当にガタイがいいし、まず骨格からして違うんですよね。
そして顔はいかつい。
(可愛い選手もとても多い)
身体の大きさや、経験などが圧倒的に不利だと思える石川選手が高い壁(ロシア)
に進撃していく姿は本当に胸熱くなりました。
しかもどことなく頼りなさげに見えるところが余計にそう感じさせられました。
こういうことが起こるので、スポーツとはやはり面白いものです。
明日は韓国との試合が控えています。
今日のようにまた大活躍をするのか?
今日がたまたま調子が良かったのか?
ロシアとの相性が良かったのか。
兄妹二人して際立つ才能があるのか。
いずれにしても、今日の試合を見て、今後経験を重ねて大きく成長していく、女子バレー界にとって重要な選手になることは間違いないと確信しました。
きっと兄と比較されたくないと思ってはいるだろうけど、やっぱり「あの石川祐希の!?」となってしまいますよね(^^;
でもそのプレッシャーに負けないで力を発揮できるのだから相当の実力の持ち主なのでしょう。
感動しました。
来年のオリンピックにも期待のできる選手だと思いました。
頑張ってほしいです。