下妻物語は公開されてから15年経った今観ても面白い最高の作品
映像配信サービス『U-NEXT』の無料お試し期間がもうそろそろ終わりそうだったので、最後に何か一本観てから退会しようと思い、『下妻物語』を選んで観てみました。
この映画は2004年に公開されました。
当時まだ十代だった私は、映画の予告をテレビCMで見て「これは絶対に観に行くやつだ」と思い、朝早くから映画館に観に行ったことを今でも覚えています。
観に行って大正解、とても面白く斬新で可愛い。
そしてジーンと温かいシーンもあり、大好きな作品となりました。
今回はこのブログにて下妻物語の魅力を語りたいと思います。
久々に観る下妻物語は大画面で観たかったので、プロジェクターを使い、部屋の壁に大きめに投影して鑑賞しました(^-^)
ちなみに私が買ったプロジェクターはこちら。
少し大きめですが、 お手頃価格で性能もいいです。
他にも探せば安いプロジェクターが売られています。
目次
不朽の名作
最後に下妻物語を観てから10年以上は経っているので、私も年を取った。
考え方も、人間関係も、仕事への考え方も、何もかも変わった。
そんな大人になった私は、昔は面白いと感じた映画を今でも面白いと感じるのか??と、観る前はそんな事を考えていました。
しかし、映画を見終わって驚いたのは、15年前に感じたことと何も変わりはなかったことです。最高に面白かった(>_<)
独特の世界観とロリータファッション
ロリータファッションに目がない女の子(深田恭子)と、レディースに属し原チャで走りをやっているヤンキーの女の子(土屋アンナ)の不器用な友情の物語なのですが、他のどの映画作品にもない、この映画独特の世界観があります。
舞台は茨城県の下妻市で、ロリータファッションで田舎道を堂々とあるく桃子(深田恭子)が斬新で、そこにヤンキーのイチコ(土屋アンナ)が現れ、関係を築いていきます。
二人とも見た目のタイプは正反対なのですが、一本太い筋が通っているところ、周りから完全に浮いてしまっているところは似た者同士なのかもしれません。
ちなみにロリータファッションは、この映画が出る前から話題にはなっていましたが、海外にまでロリータファッションの名が知れたのは、この映画が影響しているのかもしれません。
豪華な出演陣
この映画の凄いところはストーリーが面白いだけではなく、脇役の俳優陣が豪華なところです。
樹木希林、宮迫博之、篠原涼子、小池栄子、阿部サダヲ、岡田義徳、本田博太郎など、主役級の俳優たちが勢ぞろいしています。
そして皆さん味のある、そして癖のあるいい演技をしています。
ラストのクライマックスシーンでは、レディースが登場しますが、矢沢心、まちゃまちゃ(お笑い芸人)など、この人も出てたんだ!と観ていて面白いです。みんな役にハマっています。特にまちゃまちゃははまり役すぎて笑いました。
その他にも、ちょい役で真木よう子、スピードワゴン、木村祐一、生瀬勝久、などが出ているそうなのですが、私は出演者一覧を見るまでは、出ていることに気が付きませんでした。今度またじっくり見てみたいと思います。
主題歌・挿入歌
この映画を好きな理由の一つには、主題歌や挿入歌にもあります。
主題歌を歌っているのはTommy heavenly6こと川瀬智子さんで、この映画を観る前から好きでよく聴いていた歌手です。
『Hey my friend』が映画にマッチしすぎるほどマッチしていて、川瀬さんの少し気だるいけど熱い部分を持っている歌声と歌詞が絶妙です。
その他の挿入歌もいいのですが、すごく長くなってしまいそうなので割愛します。
芯の強い変わり者の女の子
この映画に惹かれるのは、周りから浮いていても、例え一人にになってしまったとしても、芯のある凛とした強さを主人公の二人は持っていて、そこに一種の憧れのような感情を持ったからなのかもしれません。
主演の二人はもちろんお美しいですが、そこに強さが加わると、さらに美しく見えます。
闘いが終わったあとの血と泥にまみれた二人の笑顔は最大級にカワイイ。
まとめ
基本的に、映画を観ている時には波があり、面白くない部分があるのが普通なのですが、この映画は余すところなく全部が面白くて可愛いです。
さらにそれだけじゃなく、ジーンと胸が熱くなってしまう場面も多々あるのが、さらに味を引き立てています。
見終わった後にもう一回観たくなる映画にはそうそう出会えません。
今回久々に観てやっぱり面白かったので、この映画は生涯見続けていきたいと思います。