矢沢あい『天使なんかじゃない』は永遠の名作
昨日漫画『NANA』についてのブログを書いていて、同時に頭に浮かんでいたのが『天使なんかじゃない』という漫画です。
『NANA』が始まるもっと前にりぼんで掲載されていた作品です。
今調べたら1991~1994年とかなり昔になります。
私も生まれてから数年しか経ってない頃の作品ですが、兄弟の影響で小学校の頃によく読んでいました。
学園恋愛ものですが、これがすごく面白くて、若かった頃に何度も何度も読んでいます。
漫画の表紙を見るだけでとても懐かしい。
未だに翠の笑顔やマーブルチョコレート、チョコレートケーキとか白い猫とか、天使の羽のネックレスとか、そういった絵が頭に焼き付いているのです。
矢沢あいといえば『NANA』ですが、その他にも『ご近所物語』もアニメ化されテレビ放送されていたので、有名だと思います。
しかし、この『天使なんかじゃない』も絶対に外せません。
矢沢あいの作品はどれも、時代や空気が漫画の中に閉じ込められ、ずっとそこに存在しているかのような、そんな不思議な漫画ばかりです。
先ほどネットで流れてきた話題をちらっと見たら、今開催されている展示会でなんと『天使なんかじゃない』の晃(主人公の翠の彼氏)がバイクに乗ってるんですけど、なんとその後ろに『NANA』の主人公大崎ナナが乗ってるんですよ。
この二人のツーショットが見られる日がくるなんて、誰が想像したでしょうか。
もう、言葉にならないです。
あぁ、やっぱり電子書籍じゃなくて手で直接触れられる紙の漫画本や作品集はいいよなと思うこの頃です。
(コレクションしたいくらい好きです)
展示会は行けないが、矢沢作品の良さを知る自分で良かったと思います。