とある女の日常のあれこれ

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『鬼滅の刃』アニメもいいんだけど漫画(お試し)読んでみたらめちゃくちゃ良かった

 

 

鬼滅の刃映画無限列車編の興行収入が394億円を越して、もうそろそろ400億円に届きそうになってきました。

終映もせまっているので、400億に届くか届かないのか微妙なところですが、私も都会に出る用事ができたので、貢献しにもう一回観ようかなと考えているところです。

 

 

アニメもいいのですが、前々から原作の漫画の方がすごく気になっていました。

漫画自体はもう買おうと決めていたのですが、鬼滅の刃に関しては「紙の本でほしい」という思いが強く、以前「紙の本卒業宣言」をしたのですが、もうすでに揺らいでしまっている。

6969.hatenadiary.jp

 

上のような宣言をしてしまったのですが、鬼滅とか約ネバとか紙の本で読みたいので宣言解除することにした(笑)

時期をみて紙の本で揃えると思います。

 

 

これから山生活を考えているので、現在は荷物が増えることに踏ん切りがつかない。

そこでいつだかダウンロードしたマンガボックスというアプリで、鬼滅の刃のためし読みができたので、読んでみたのです。

https://www.mangabox.me/

 

 

 

これがすごい良かった!!

どの漫画、アニメにも言えることなのですが、どれだけアニメが凄かったって、やっぱり原作の味というものには敵わないのです。

そもそも本自体が好きだという理由もありますが、その作者の独特の表現が感じられて、とてもいい。

 

 

鬼滅の刃の漫画を初めて読んでみた感想は

・可愛い

・いい意味で淡泊

・素人感

・大正時代感が出ている

・鬼のグロテスクさがそこまできつくない

・日本人形感のある独特なキャラクターたち

・版画みたい

 

といった感じです。

 

まず、コマ割りが素人でもできる感じのすごくシンプルなつくりになっています。

作者の処女作品とは言えど、ジャンプとかいう歴史のある王道漫画界だと、もっと技術があって凝っているものを描ける人じゃないと、そもそも連載されないんじゃないの?という私の常識は打ち砕かれました。

 

それが悪いというわけではなくて、とてもシンプルでごちゃごちゃしていないし読みやすいんですよね。

 

 

 

よく鬼滅の人気が爆発したのはアニメの力が大きいからだという話を聞きます。

これはその通りだと思います。

 

特に19話(だったかな?)のヒノカミカグラや、映画の煉獄さんのラストスパートなんかは、もうアニメじゃない何かよくわかんないけどもう化け物です。

そこに音楽とかもついてるし、声優さんも洗練されています。

 

色んな人が携わっての集大成としての作品ですが、沢山の人が関わってあそこまで凄い1つの作品を作り上げるのは、日本ならではの力なのかなと感じます。

 

個人的に好きなのは富岡義勇の技『凪』のシーンなのですが、映像の綺麗さと独特さ、そしてそこで入るセリフと音楽、効果音の絶妙なタイミングとバランスが本当に神がかっていると思います。

 

 

そんなアニメに対して、漫画では映像の豪華さとかもないし、キャラも作画がかなり違う感じになっている。

漫画の方は少し幼く、日本人形的な可愛らしさになっている。

 

アニメはきっと大衆受けするようにデザインされているのでしょうけど、漫画の方のデザインも私はめちゃくちゃ好きでドキッとしてしまう何かセクシーさというようなものがあると思います。

 

鬼滅の刃 8 (ジャンプコミックスDIGITAL)

我らの師煉獄

 

鬼滅の刃 7 (ジャンプコミックスDIGITAL)

伊之助めちゃくちゃ綺麗

 

鬼滅の刃 17 (ジャンプコミックスDIGITAL)

最近さねみさんが気になっています(おはぎ一緒に食べたい)

 

 

 

アニメの方はとてもカラフルで〝Theアニメです。〟みたいな感じがするのですが、漫画の方は淡白だからなのかとても大正時代感が出ていてすごく味があっていいのです。

 

 

私は初めて鬼滅の刃のアニメを観た時に、数話程度観てやめてしまったのですが、その理由の一つが「鬼がグロテスクすぎて気持ち悪いから」です。

 

アニメの作画のクオリティや技術が高くなっているだけに、鬼とか妖怪がめちゃくちゃリアルでグロテスクなんですよね。

でも、漫画の方だとそこまで気持ち悪い感じはしなく、さらさらっと読めてしまう。

 

 

子供の頃は私にとって漫画はただの娯楽だったのですが、最近は昔でいう浮世絵とかそんな感じで後世ではかなり価値の高い芸術作品になっているんだろうなと思うこの頃です。

大事に楽しみたいですね。