とある女の日常のあれこれ

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実写版アイアムアヒーローの面白さ、見どころを解説 パンデミックホラー映画

 

 

急に実写版『アイアムアヒーロー』の面白さをブログで書きたくなったので書きます。

 

アイアムアヒーロー

アイアムアヒーロー

 

 

アイアムアヒーローは2016年に公開された映画で、原作漫画は2009年から始まり2017年で完結しています。

 

当時漫画を買って読んでいたので映画化が決まり、しかも主演が大泉洋だということでとても期待していた記憶があります。

 

漫画は読んでいて面白かったのですが、当時数巻読んだところで忙しくなってしまったので、途中で止まったままです。

 

途中で止まってしまいましたが、面白い漫画です。

パンデミックものなのですが、ホラー的な要素や、気持ち悪さもあり、一味変わった作品だと思います。

 

アイアムアヒーロー(1) (ビッグコミックス)

アイアムアヒーロー(1) (ビッグコミックス)

 

主人公は売れない漫画家で、冴えない男です。

漫画と比べると、見た目は似ていないのに、それでもきっちり演じ切ってしまうところが大泉洋のすごいところです。

 

漫画の実写化って、漫画に出てくる人物と実写の人物が違うとガッカリするし批判されることが多いと思うのですが、こちらの作品は大泉洋がピッタリだと思います。

 

 

多少のネタバレありで書きます。

 

 

 

 

 

面白さ・見どころ・解説

タイトル『アイアムアヒーロー』の意味

まずアイアムアヒーローとは何のことかというと、主人公の名前に因んだタイトルということになります。

主人公は鈴木英雄(すずきひでお)といい、英雄は英語にするとヒーローという意味になります。

自己紹介をするときに「ヒーローの英雄です」と言うのが印象的です。

 

 

ZQN(ゾキュン)になりきれない女子高生

町にZQN(ゾンビのこと)が溢れかえり、英雄はネットで「山に逃げればいい」という情報を見つけ、山に逃げ込むのですが、道中で出会ったのが美少女の女子高生(有村架純)です。

二人で一緒に逃亡していたのですが、女子高生は途中でZQN化してしまう。

しかし、他のZQNとは違って英雄を襲わないし、むしろ助けてくれる。

 

 

生き残った人たちが個性的

英雄は結局半分ZQNになってしまった女子高生を連れて目的地に到着。

山を登った先にあるアウトレットモールではZQN化していない人たちが生活を送っていました。

 

そこを取り仕切っているのが、少し難のある人たちで、基本的には暴力でアウトレットモールを支配している。

 

元看護士(長澤まさみ)の女が最終的には英雄と一緒に戦うことになるのですが、格好よく頼もしい。

 

その他には仕切り役の一人が元ニートなのですが、これが強くてひと癖あり現実味もあって面白い。

岡田義徳が演じていますが、この人は本当に何の役でもできるなと。

 

 

ZQNが個性的

序盤では英雄の職場の同僚がZQN化するのですが、その一人がドランクドラゴン塚地が演じていて迫力があります。

英雄の彼女(片瀬那奈)はまるで貞子のようにZQN化してしまい本当に怖い。

 

アウトレットモールについてからは、みんな基本的には屋上で生活しているのでZQNが入ってくることはない。

しかし、元々陸上をやっていたのであろうZQNがついに屋上まで飛んできてしまう。

 

その他超デブのZQNも手強い。

 

アウトレットモールを仕切っていた男は仲間割れの末ZQN化してしまう。

実はマザコンだったようでZQN化してからは「ママ~」と言って追いかけてくる。

吉沢悠が演じていて、とてもはまり役です。

 

 

 

普通のパンデミック映画とは一味違った作品で、現代的でとても面白いです。

ただ怖いだけではなく、面白い要素が入っているものが観たい人におすすめです。