かつては被害者だったのに加害者になってしまうという鬼ごっこ 問題のYouTuberの件
YouTuberのワタナベマホトと元欅坂46の今泉佑唯が結婚したというニュースがありました。マホトの動画を見ていたわけではないのですが、若かりし頃にはじめしゃちょーの動画にハマっていてその関連で存在は知っていました。
そして、欅坂のサイレントマジョリティーも昔すごくハマってリピートしていたので、今回のニュースは意外性もあり驚きました。
意外なところでくっつくものなんだなと。
しかしその翌日にはマホトが15歳の女の子にわいせつを要求したということで事務所から解雇されたとの情報が入りました。
コレコレというYouTuberの動画で暴露されたらしく、私も気になったので見てみたら気持ち悪くて最悪でした。
YouTubeの世界は裏では色々あるだろうなと思っていましたが、今回の件は汚すぎる。
昨日見て、もうこの事は忘れようと思ったのですが、今日になってふとそういえばマホトって子供の頃に性被害にあったという動画を昔出していたよなと思い出しました。
被害にあうのは何も女の子だけじゃなくて、男の子もそうなんですよね。
その被害にあったはずの人間が今度は加害者になるという・・・。
でもこれって私は割とあるあるなんじゃないかなと思ったのです。
性被害だけではなく、いじめとか虐待とが体罰とかなんでも。
鬼ごっこで例えますが、加害者が鬼で被害者が逃げる人だったとする。
被害者は鬼につかれた瞬間に今度は自分が鬼となり、違う人を追いかけることになる。
鬼ごっこはこれの繰り返しです。
伝染病に似てるような気もする。
ゾンビに喰われた瞬間に自分もゾンビになって人を襲ってしまうというような・・・。
コロナにかかり、今度は自分が移す側になる・・。
だからうつさないように対策することが必要になってきますよね。
特に被害にあった人が誰にも言えずにそのまま泣き寝入りすることになった場合、その傷が癒えないまま大人になると、歪みが生じてきやすくなるのかなと。
そして、自分がされた事がなかったかのように過ぎ去った結果、それがいけないと事だという認識が薄いまま大人になり、他人にも同じことをしてしまう可能性というものが出てくるのではないかと。
バカ騒ぎ系のYouTuberがあまり好きではない(というか嫌い)ので、マホトを擁護するつもりはまったくないのですが、かつては被害者だったはずが加害者になることってあるんだよなということをブログで書きたかった。
もちろん被害者がみんな加害者になると言っているわけではないです。
特に男の子の場合、女の子よりも問題になりづらいし、余計に言いづらいというのもあるんじゃないかなと。
実は私の昔の知り合いでも男なんだけど子供の頃に被害にあったという人がいたのですが、かなり深い傷として残っているようで、破滅的な人間でした。
その出来事があったからなのか、元からの性質なのかはわかりませんが・・。
鬼滅の刃やら約束のネバーランドやら、最近なにかと「鬼」という言葉が出てきますが、私が思うのは、鬼がいたらなるべく遠ざかる、逃げる、鬼がいるようなところには近づかないという事です。
学校とかで、嫌なところに居なきゃいけないとか、嫌な人とも関わらなきゃいけないということを教わると思います。
基本的には(いいとこの学校じゃない限り)我慢することを教えられますよね。
でも、そればかりだと感覚が麻痺して「あれ?この人変だぞ」ってなってもなんとなくそのまま一緒にいたり、逃げ遅れたりという事になってくるんじゃないかと私は思います。慣れというものは怖いですからね。
最初の自分の感覚(なんかいいな、なんか嫌だなという)を大事にするということが、これからの時代は大事になってくるのではないでしょうか。