「毒」という字には何故「母」という字が含まれているのか気になったので調べてみた
今日は実家にあった新聞の内容が気になったので読んでいたのですが、その内容が『ウィルス』についての記事で、『毒』という字が何回か出てきました。
前から気になっていたことではあるのですが、なぜ『毒』という字には『母』という字が含まれているのか・・・ということを今回は流さずに調べてみることにしました。
結論から書いてしまうと、『毒』という字に使われているのは『母』ではないそうです。
真ん中が点ではなく棒になっていますよね。
『母』ではなく、『なかれ』(変換しても出てこなかった)という字だそうで、「~ではない」という意味をもつのだそう。
しかし更にもう少し調べてみるとこんな記事も発見↓
こちらの記事では『毒』の下の部分が『母』とされていて、こちらも納得できる内容になっています。
『毒』という字については他にも様々な説があるようで、成り立ちについてははっきりとはわかっていないという印象でした。
私の勝手な見解
今日様々なウィルスの新聞記事を読んでいて私なりの見解ができました。
『ウィルス』の語源はラテン語の『毒』だそうです。
オーストラリアでは〝ウィルスのゲノムがコアラに組み込まれ、次世代に受け継がれつつある〟ことがわかっているのだそうです。
これを〝ウィルスの内在化と呼ぶ〟。
この内在化が宿主に時に進化をもたらすようなのです。
ウィルスは病気を引き起こすだけのものではありません。宿主の細胞に入り込んでDNAを書き換え、宿主の性質を変えてしまい、進化に影響を与えることもあります。
たとえば、人などの哺乳類の胎盤は、3000万年前に内在化したレトロウィルスをはじめ様々なウィルスがかかわってつくられたことがわかっている
この文章を読むとウィルスに対する見方というものが変わってきますよね。
そして私は毒という字の下の部分がもし「母」という字なのであれば、それも「進化をもたらすもの」「新しいものを生み出すもの」としての意味では納得できるものなのではないかなと感じたのです。
漢字は面白いです。
(無理矢理締めくくりました)