アフリカコンゴで再流行 得体の知れないエボラウィルスについて知りたい人にオススメの本
アフリカのコンゴでエボラ出血熱が再流行しているというニュースを見ました。
つい数日前にエボラ出血熱に関する本を読んだばかりだっただけに、そのニュースは衝撃的でした。
なぜエボラウィルスが気になったのかというと、やはり新型コロナの影響でワクチンや治療薬について気になり調べていたときに、エボラウィルスについても目にするようになったからです。
(それまでは名前は聞いたことがあるくらいでした)
ウィルスの知識が全然ない人でもわかるように書かれてあります。
アフリカ各地でどのように発生し、その後どうやって広まったのか。
(コンゴで過去に流行した時のことも書かれています)
どのような症状なのか。
アフリカ以外の国への感染、予防方法など。
新型コロナやインフルエンザなどと比べて広がりにくいのですが、かかってしまうと高確率で死に至る。
致死率は20%から90%と言われていてかなり高い。
特にアフリカなど国、医療の環境が整っていないと致命的なようです。
もし日本に上陸したらというシミュレーションも4パターンに分けて書かれているので、恐怖に苛まれている人はこの部分だけでも読むと、少し安心できる部分があるのではないかと思います。
別ブログで詳しく感想も書いています。
上のブログの中でも書いたのですが、「感染列島」という映画もエボラウィルスという言葉は出てこないものの、症状が似ていて医療崩壊がどのようにして起こるのかなどが想像しやすくなるので、本を読むのが苦手な人や映画好きな人におすすめです。
2009年に公開されたもので、かつフィクションなので、現実とは違うところがありますが、映画を観ることによって何がどのようになってウィルスの感染は広がっていくのかということが理解しやすくなるのではないかと思います。
たぶん2009年の公開当時に観てたら、大袈裟なホラー映画だなという感想を私は持っていたかもしれません。
しかし、現在コロナで世界が騒々しくなってしまったのを見ると、決してありえない内容のものではないのだと感じました。
コンゴのエボラウィルス再流行に関して私は楽観視はできないんじゃないかとみています。
通常であれば、アフリカの国が自力でどうにかできなければ、アメリカを始め、欧州や日本その他アジアなどから支援が入りますが、今新型コロナをきっかけに世界は荒くれだっている。
至る所でデモ、とくに最近ではアメリカのデモで暴徒化、さらに色んな国で刑務所から脱走したり犯罪などのニュースも入ってくる。
経済も回っていなくて、それぞれの国が自国のことで精いっぱいな時に、十分に対処できるのかというところです。
危険性の高いウィルスを封じ込めるには多くの人材と医療機器が必要になるという。
さらにアフリカ発のバッタの大群がインドまで移動ときた。
何が起こるかわからない・・・。
今回のコンゴで発生したエボラウィルスがどのようなものなのか(変異したのものなのか)遠いアフリカだけにまだわからないことはありますが、早く収まることを願います。