とある女の日常のあれこれ

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クイーンの曲『手をとりあって-Teo Torriatte(Let Us Cling Together)』が思った以上に日本語だった件

 


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以前このブログで2018年公開映画の『ボヘミアン・ラプソディ』についての感想を書きました。伝説のロックバンドQueenの伝記映画ですが、印象的な楽曲が多く、音楽サイトでも聴いてみたくなり、検索してみることに。

 

Queenのアルバムを選択し、どんな曲が入っているのかと見ていると、『手をとりあって』という曲を発見しました。

英語名を日本語に訳したタイトルなのかな?と思ったのですが、気になって調べてみると、なんと歌詞の中に日本語が含まれているとのこと。

Queenは活動当時、日本でも絶大な人気があり、日本での公演も行われています。

しかし、日本語の歌を作ってしまうほどの馴染みがあるのは意外でした。

 

 

海外アーティストが日本語で歌うとダサくなるといった思い込みがあったので、そこまで期待はしていなかった(失礼)のですが、聴いてみることに。

 

 

序盤はかなり暗い曲調です。

Queenらしいといえばそうなのですが、 日本をイメージしたのか?と思うと、やっぱりそんな感じだよねと納得してしまう静かな雰囲気の曲です。

 

しかし、サビに入ると急に曲調が明るくなり、荘厳さを感じるほどの美しいものに変わります。そしてボーカルのフレディ・マーキュリーの声の美しさも強調される。

でもやっぱりサビ部分も英語だったので、日本語はきっと出てきたとしてもほんの少しなのだろうと思っていました。

 

しかし、サビが終わったところでまたサビが入るのですが、この部分が日本語でした。

この日本語のサビ部分が思っていた以上に日本語で、響きも美しく鳥肌がたってしまいました。

サビ部分がまるっと日本語なのにも関わらず、異国の言語で歌ってもフレディの歌唱力にかかるとここまで素晴らしい響きになるものかと驚きました。

 

思った以上にいい曲だったので、何回もリピートして聴いてしまいました。

温かな気持ちになる素敵な曲です。

 

 

手をとりあって日本語歌詞部分

手を取りあってこのままいこう

愛する人

静かな宵に光を灯し

愛しき教えを抱き

 

 

この『手をとりあって』は、当時日本でQueenの通訳を担当していた女性が翻訳し、1977年に日本国内限定シングルとして発売されたのだそう。

その後アルバムにも収録されています。

曲を聴いていると、クイーンが日本でどれだけ愛されていたのかがわかりますね。

日本でも何度もカバーされて歌い継がれているそうで、これからも隠れた名曲として残っていくことでしょう。

Queenは知っているけど『手をとりあって』は知らないという方にはぜひ聞いていただきたい。